この土日は、私が所属する神奈川県中小企業家同友会の
経営指針作成部会（53部会）の合宿に行ってきました。
経営指針作成部会とは、経営理念をはじめ、事業目的・企業目的、経営方針、10年ビジョンなどを定め、
自社が何のために存在しているのか、何を目指すための会社なのかなどを明確にし、
経営者の「覚悟」を経営指針というかたちにすることを目的としています。
約3か月にわたる広義の途中にあるのが「合宿」で、作成部会のハイライトと言えます。
私は約2年前に48部会を受講したので、今回はOBとして合宿に参加してきました。
1泊2日の合宿では、宿泊先施設内の会議室等に文字通り缶詰になって指針作りに向き合います。
何のために経営しているのか、何をする会社なのか、何を目指すのかetc.・・・。
とことん考え、経営者の「心の叫び」を言葉にしていきます。
メンターである私は受講生それぞれの「思い」「魂」を引き出すのが役割なのですが、
これが簡単にはいきません。
彼らは多くのことを話してくれ、その内容は理解できますが、
それが本当にその人の心からの言葉であり、「覚悟」であることは少ないです。
なぜなら、多くの経営者は、そこまで会社や自身のことを深く考えたことはないからです。
ですから、自身の言葉を「真に」生み出すことが、簡単にいくはずがありません。
その本人も気が付いていない言葉を引き出し、形にするサポート役がOBなのですが、
実はメンターとして参加することも勉強になるのです。
合宿ならびに経営指針作成部会の詳細は書き始めると終わらないので割愛しますが、
改めて今回思ったのが「インプットしたことはアウトプットしてこそものになる」ということ。
合宿に参加したことで大いに学ぶことができ刺激ももらえました。
この学びと刺激をアウトプットし、経営に生かします！