「桃太郎」で一番優秀な動物は?桃太郎型経営について考察する

桃太郎経営とは、全人格的経営?

以前参加した、私が所属している神奈川県中小企業家同友会の例会のなかで「桃太郎経営」という言葉が出ました。

「桃太郎経営」とはなんぞや?ということですが、
要約すると以下のようなことだというのが、例会から学んだことです。


・村人のための鬼退治(人のため※地域、お客様)
・桃太郎と仲間たち(イヌサルキジ=特色のある仲間を生かす)
・きびだんごを与えて仲間になってもらう(先行投資)
・仲間たちの能力を生かす(適材適所)
・信頼がないと儲けられない(全人格的経営)

たしかに、育ての親のもと素直にすくすくと育ち、動物たちを仲間にし、地域のために行動する。全人格的経営かもしれませんね。

特に、適材適所、先行投資などは経営に通じるものがあるな、と感じました。

青年部部会幹事会にて

先日行われた、神奈川同友会・青年部会幹事会のなかで、
「桃太郎のなかで最も優秀な動物は?」というテーマでグループ討論がありました。

「動物」というのがポイントですね。イヌサルキジだけではない、というところです。

つまり、桃太郎をはじめ、おじいさんおばあさん、鬼も「動物」と考えられるわけです。

そして、誰が優秀か?ということで、私が加わったグループでは「鬼」ということになりました。

理由は以下です。

・鬼は多くいたと思われるが、多数が生活するコミュニティを形成している
・(人間から見ると)本土に定期的に出向き、物品を調達する部隊がいる(組織化されている)
・本土に出向くには鬼ヶ島から船での移動が必要になるので、船の製造・メンテナンス・操縦などの部隊もいるはず(組織化)
・鬼のなかでも「赤鬼」「青鬼」といるはずだが、同じコミュニティの中で生活している。
つまり肌の違う人種を受け入れる多様性。ダイバーシティが確立されている。高いレベルでの共生社会、成熟した社会を確立している
・金銀財宝をため込んでいるので内部留保も高い。鬼ヶ島という不動産も所有しているので自己資本比率も高いと思われる。
・鬼退治という外的要因で金銀財宝を失くすが、その後はひっそりと暮らすことを選択。
つまり、桃太郎が成長したことは、鬼から見たら外部環境が大きく変化したことになります。
その外部環境から大きな影響を受け、損失を出したものの、変化を受け入れ、本土からの物品調達に頼らない生活に方向転換する決断力。

こんなところですかね。なかでも鬼退治後の方向転換は特筆すべきものがあります。
桃太郎は、鬼退治時点で15歳前後ではないでしょうか?
つまり肉体的・精神的なピークを迎えるのはこれからです。
当時の寿命を考えても、20~30年程度は、鬼は桃太郎に負け続けることが予想されます。
桃太郎という英雄が現れ鬼退治を成功させたことで、あとに続こうとする者、弟子入りなども増えるでしょう。
桃太郎が味方の増強や組織化を図ったらさらに厳しい環境に追い込まれるでしょう。

なので、本土に出向くことを止めるという選択は正解だと思われます。

桃太郎のピークが続くなかで、いかに共存していくか

桃太郎は今後数十年にわたり、強さを保持し続けるでしょう。
これは、鬼としては耐える期間が長く続くことを意味します。

つまり、数十年は規模を縮小したまま生存し続けるしかない。

ではその中でどう展開していくか。

ポイントは鬼ヶ島の観光地化か?

鬼ヶ島を制覇したのは桃太郎と一向だけなので、世間的には鬼ヶ島がどのような場所かは知られていないはず。
なので、彼らにマージンを渡しながら鬼ヶ島ツアーを展開するのが良いのでは、と思います。

激戦を繰り広げた場所、金銀財宝をため込んでいた倉庫、鬼の暮らしが分かる住居など、見どころは多数あるでしょう。
桃太郎の鬼退治を再現したヒーローショーもウケるはず。伝聞しかない時代なので一度は訪れたいと思うでしょう。

こうして生活を維持していく一方で、桃太郎へのリベンジ、もしくは桃太郎亡き後を狙い、
筋肉質な組織体制を構築していくことが鬼にとって良いのではないかと思います。

余談ですが、桃太郎を育てたおばあさん、おじいさんが優秀だとか、桃太郎に武術(剣術)をおしえたのはおじいさんなのか?、おばあさんがつくったきびだんごが先行投資として役に立っただとか、上空から全体を見渡せるキジの役割は重要だとかいろいろな視点がありますね。

ああ、くだらないことならいくらでも書ける笑

何てことを書いていたら、こんな本を見つけました!
せっかくなので読んでみようと思います笑

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